2015年01月20日

書籍 【 ウィメンズヘルスリハビリテーション 】 発行


2014年12月10日、ウィメンズヘルス理学療法研究会編集のもと、メジカルビュー社より

【 ウィメンズヘルスリハビリテーション 】

が発行されました。



僭越ながら、私も以下の2項、執筆させていただいております。


§ 乳癌・婦人科腫瘍

§ 女性特有疾患(がん中心)に対するリハビリテーションの基本的理論と技術


リハビリテーションの世界では、近年「ウィメンズヘルス」への関心が高まりつつあり

その波を受け止める形で、国内初の

「ウィメンズヘルスリハビリテーションの 『 教科書 』 」

を目指して本書は企画され

総勢20名にも及ぶ、第一線でご活躍中の先生方の手により、完成いたしました。

臨床で、ウィメンズヘルスに初めて関わる理学療法士が、最初に手に取る本

を、想定して作られた本です。

執筆者、編集者、それぞれの思いのたっぷり詰まった一冊です。

ウィメンズヘルスに興味のある方、これから学ぼうとされる方はもちろん

現在、臨床で携わっていらっしゃる方々のお役に立てることを、切に願っております。




  


2013年11月15日

~Her’sの講演等実績~

2007年:神戸大学医学部保健学科同窓会
      『リンパ浮腫治療への取り組み』

      神戸リハビリテーション病院リハビリテーション部様
      『廃用性浮腫へのアプローチ』


2008年:神戸医療福祉専門学校三田校理学療法学科様
      『PTと開業』


2009年:QOL“輪唱”兵庫(乳がん患者会)講演
      『リンパ浮腫との上手なお付き合い』


※2011年、2012年、【セラピスト育成研修受け入れ】(相原病院様より)


2012年
      8月:ウィメンズヘルス理学療法研究会
         『Her’sの活動』

     11月:EPoch様主催セミナー
         『臨床に役立つ“浮腫”へのアプローチの実際』
            ~浮腫を目の前にした時、まずできること~



2013年
     2月3日:EPoch様主催セミナー
           『スキルで差をつける!臨床でのリンパドレナージの活用』
               ~下肢のリンパドレナージとケアの基礎~

    2月21日:リハビリネクスト様主催 インターネット公開勉強会
           『リンパ浮腫の理解とセルフケア指導』

    4月18日:阪神訪問リハ連絡会様 第27回定例勉強会
           『医師とセラピストの関係作り~セラピストとしての原点を起業家の立場から~』

    7月14日:第25回兵庫県理学療法学術大会
          《テーマ》 起業(企業)で活躍する理学療法士
           『Her’sのあゆみ~起業とリンパ浮腫トータルケアサロン~』

    7月21日:EPoch様主催セミナー
          ~セルフケア指導に有効活用!~
           『上肢のリンパドレナージとケアの基礎と応用』

     9月8日:国試塾リハビリアカデミー様主催
          第4回臨床リハビリテーション・スキルアップセミナー 癌リハビリテーション
           『リンパ浮腫とリンパドレナージ(ケアの基礎と応用)』

    10月6日:QOL“輪唱”兵庫(乳がん患者会)講演
           『リンパ浮腫トータルケアサロン Her’sのご案内』

   ※11月8日:【出張講義(90分)】
          関西医科大学付属滝井病院(リハビリテーション科・他、有志ご一同様)
           『リンパ浮腫ケア~上肢へのアプローチと、生活指導のポイント』

   11月24日:セラピストの未来を考える会様主催 
          リハビリテーション専門職の為の起業セミナーin関西
           『さまざなま起業のスタイル 体験発表 “Her’sの場合”』

   12月15日:一般社団法人WiTHs(ウィズ)主催
          第1回 Women's Health Professional セミナー
          Women's healthとリハビリテーションアプローチ
           『リンパドレナージの基礎~下肢の問題への対応を例に~』



2014年
   1月20日:甲南女子大学看護リハビリテーション学部理学療法学科様
         リハビリテーション医学
          『女性特有がん術後のリンパ浮腫に対するリハビリテーション』

   2月9日 :兵庫県理学療法士会神戸東ブロック
         新人発表 採点者

   5月30日:日本理学療法学術大会
         ポスター発表(共同演者)

   8月27日:リハビリネクスト様主催 インターネット公開勉強会
           『リンパ浮腫との上手な付き合い方~生活指導と弾性装具~』

   9月2日 :医療法人仁寿会石川病院様 接遇研修会
         『初心に帰って考えよう
                 患者さまの心に寄り添う接遇』


   10月11日:第5回兵庫がんリハビリテーション・ケア研究会
          『リンパ浮腫ケアの取り組み~Her’sの場合
                      全人的医療とQOLの尊重を目指して』



2015年
   6月5日:日本理学療法学術大会
         ポスター発表(共同演者)

   9月6日:女性のための異業種研究団体~withs woman~ 様主催
         産後リハビリテーション研究会 北部九州支部発足記念講習会第二弾
         『妊産婦の浮腫~リンパドレナージとセルフケアの実際』

   9月12日:第6回兵庫がんリハビリテーション・ケア研究会
         『リンパ浮腫ケアの実際~自費対応のメリットと心得~』

   10月(日程未定)

   11月(日程未定)
  



 【執筆】:雑誌「地域リハビリテーション 11月号」(三輪書店・2013年11月15日発行)
      連載 「感性の輝き」 第五回
      『「医療者」と「当事者」のはざまで』


      『ウィメンズヘルスリハビリテーション』 ウィメンズヘルス理学療法研究会 編
                               (メジカルビュー社・2014年12月10日発行)
      § 乳癌・婦人科腫瘍
      § 女性特有疾患(がん中心)に対するリハビリテーションの基本的理論と技術





(講師活動は始動したばかりです。随時、更新して参ります。)  


Posted by momomatsu at 00:47医療・教育関係者さまへ

2012年09月04日

~Her’sから伝えられること・伝えたいこと~

Her’sでは、講師活動にも力を入れています。


【テーマ:医療的接遇(学生・新人向け)】

Her’sは、医療機関との協力関係を持ちながらも、独立した業務を行っており
その在り方は、患者さま(顧客)第一の“サービス業”の本質を貫くものです。
独立して、患者さまと直接繋がっていると
・誰の為のサービスか
・誰のお蔭で仕事をさせて頂けているか
がダイレクトに意識され、自ずと患者さまに対する姿勢や対応が変わってきます。
患者さまのくちコミひとつで、流行りも廃れもする、厳しい現実におかれていると言えます。

しかし、大きな組織に属し、守られた環境の中で漫然と業務を行っていると
“誰の為の”“誰のお蔭で”の意識が薄れ、向上心も乏しくなりがちです。
給与は、組織から受け取る訳ではなく、目の前の患者さまから頂いているという事実。
その意識をしっかり根付かせ、より良いサービス(治療)を提供することが
患者さまのご満足に繋がり、それが組織の評判を高め、最終的には己に返ってくる
このことを忘れてはいけません。

独立業務の経験から培った『接遇術』と『心構え』を若い世代に伝え
個々の理学療法士の資質を高め、ひいては理学療法士の地位の向上に役立てるよう
基本姿勢から考えられる講義に努めます。



【テーマ:リンパ浮腫(セラピスト向け)】

近年、少しずつ認知度が上がり、医療機関への受診も増えてきたリンパ浮腫。
しかし実際は、適切な対応ができる医療機関・セラピストはまだまだ不足しています。
各種団体における、リンパセラピスト養成講習も多くありますが
長期間を要したり、受講費用も安からずで、学びの機会は限られています。
また、1日2日の講習では、教科書通りの内容にとどまる程度で
患者さまご自身もある程度はご存知のことが多く、あまり実用的とは言えません。

リンパ浮腫ケアにおいて、最も重要なのは【セルフコントロールの確立】と思われます。
セルフケア指導を行える程度の、基礎的な手技の指導や
通り一遍の注意事項ではなく、日常生活に即したアドバイスができるよう
教科書には載っていない、生活指導を中心とした講義を行います。



【テーマ:浮腫全般(セラピスト向け)】

不定愁訴として、必ずと言っていいほど悩まれる方の多い“浮腫”。
しかし浮腫は、健常者にも普通に起こり得る一種の生理現象であり
完治というものがある訳ではない為、治療の対象になることが少なく
そのせいで、実は理学療法士は浮腫に弱い、という現実があります。

浮腫そのものが主訴と言うより、浮腫が原因で何かの妨げとなること(例:可動域の減少など)は
臨床でもよく経験することではないかと思われますが
だからと言って、理学療法士がその打開策を持たないことが多いのも事実です。

浮腫のメカニズムと、その対処法を正しく理解し、臨床で役立つよう
浮腫との関わり方についての講義を行います。



【テーマ:終末期・緩和ケア(セラピスト向け)】

理学療法士としての関わり方も重要ですが、むしろ終末期の方に対する接遇を中心とします。
何気ないひとことが、患者さまの心にどう響くのか。細心の注意を払った言動が必要不可欠です。

また、理学療法士としてのゴール(満足)と、患者さまご自身のゴール(満足)との差異は
思いのほか大きいことがよくあります。
『ここまでさせたい』思いと、『なぜそこまでしなくてはならないのか』
或いは『そこまでしなくてもいい』思いと『なぜそれをさせてくれないのか』
この溝が深まれば、信頼関係さえも損なわれてしまうでしょう。

期限が限られた方の立場に立って、真のご満足を追求すること。
セラピストとして、と言うより、人としての接し方について講義したいと思います。





その他、経験に基づいて、あらゆる角度からの講義ができる可能性がありますので
上記に限らず、お気軽にご相談頂ければ幸いです。
口頭での講義のみならず、実技を交えた講習会のご相談も承ります。
尚、講義時間と講師料につきましては、ご相談の上とさせて頂いております。


(お問合せは下記まで)
TEL:090-5461-7799
E-mail:her-s@happy.biglobe.ne.jp (PC)
      her-s.happy-support@docomo.ne.jp (mobile)
  


Posted by momomatsu at 01:34医療・教育関係者さまへ

2012年09月03日

おすすめサイトのご案内

Her’sのセミナー開催に多大なるご協力を頂いております、EPoch様より


http://ep-och.com/


2012年12月1日、新しいサービスがリリースされました。
医療従事者向けの、セミナー検索サイト


“poche”(ポッケ)です。


http://p-oche.com/

以下、EPoch代表、瀧内氏のサービスに対する思いです(抜粋)


『弊社もセミナー事業を展開させていただいておりますが、
医療業界のボトムアップを図る意味で職種の垣根は取り除く必要があるなと思っていました。

そこでWeb上の検索サイトを調べてみると、
意外と職種ごとに特化したサイトが多いんですよね。

そこでpocheではターゲット(ここでは職種)をあえて絞り込まずに、
より多くのセミナーが「交流」できる場所を提供していこうと考えています。

受講者様も開催者様も、1度で結構ですので
どうぞpocheを使ってみてください。

きっと「使いやすさ」にこだわった、我々の意図が伝わるかと思います。』


日進月歩の医療業界では、情報の収集、日々の研鑽は欠かせません。
使いやすさにこだわった“poche”を是非ご利用になられて
スキルアップにお役立て頂けることを願っております。

  
タグ :講習会講演